精神科と心療内科の違い
こんにちは。健志郎です。
今回は「精神科」と「心療内科」の違いについて書いていきます。
結論から言いますと、「精神科」はこころの症状を扱うところ、「心療内科」はからだの症状を扱うところです。
これだけで全てを理解した方はもう見る必要ありません。笑
ちなみに私はこれだけではさっぱり分かりません。笑
そんな人が多いことを祈って、もう少し詳しく書いていきます。
精神科
精神科は精神と付くだけあって、こころの症状を扱うところです。
こころの症状と聞いて、不安や落ち込み、イライラするなどの気分に関することを思い浮かべた方も多いかと思いますが、それだけではありません。
アルコールや薬物の依存症やノイローゼなど精神にまつわるものならなんでもありのようです。
心療内科
心療内科は内科を含んでいるだけあって、からだの症状を扱うところです。
そして、内科に心療が付くため、そのからだの症状の背景に心理的な要因があるものが主な対象となります。
吐き気や頭痛、胃痛などの症状があり、その背景に何か心理的なきっかけが思い当たる場合などです。
どちらを受診するべきなのか
冒頭の違いで述べたように、主に気なっている症状が「こころ」に関することなのか、「からだ」に関することなのかで判断しましょう。
具体例を挙げますと、
・人間関係のことで悩んで気分がふさぎ込みがち
・なんだか最近イライラが止まらない
・こころのざわつきを抑えるためについお酒に手をだしてしまう
といった「こころ」にまつわる症状が気になる場合は精神科へ。
・学校での人間関係が上手くいかず、学校に行こうとすると下痢になる
・上司に怒られて以来、上司と話す場面で頭痛、めまいがする
といった「からだ」にまつわる症状が気になる場合は心療内科へ行きましょう。
ちなみに、からだの症状を自覚しているけど、その原因がよくわからないといったケースもあるかと思います。
その場合は、まず一度その症状の専門の病院に行きましょう。「症状 病院 おすすめ」などでGoogle先生に聞けば、いいところを教えてくれるでしょう。
そこでもし、異常なしといわれたら心療内科に行くようにしましょう。