日常生活で不安に感じることがある・・・社会不安障害

初めまして。健志郎です。
 
 
突然ですがあなたは以下のようなシチュエーションに苦手意識を持っていませんか。
 
 
・人と食事をする
・電車や新幹線、飛行機などに乗る
・歯医者に行く
・美容院に行く
・会議に参加する
・テストを受ける
・教室などに遅れて入る
 
 
当てはまるものがあると思った人でも、ただ苦手だなと思うだけであれば、なにも問題はないと思います。
 
 
しかし、中にはこういった場面になると発汗したり、手足が震えたり、吐き気がしたり、動悸が強くなったりしてしまう、終いにはこういった場面は避けるようになっている人もいるのではないでしょうか。
 
 
そういった人は「社会不安障害」と呼ばれる病気である可能性があります。そうです。病気の一種なのです。
 
 
社会不安障害とは、ある特定の状況や人前で何かをする時に、緊張感が高まって不安や恐怖を感じ、次第にそのような場面を避けるようになる病気です。
 
 
かくいう筆者も高校2年生の頃に初めて社会不安障害と診断され、そこから現在(28歳)まで10年以上この病気で心療内科に通院しています。
 
 
実は冒頭に挙げた全てのシチュエーションは過去に筆者が苦手だと感じ、避けたことがあるものです。
 
 
現在では、薬を服用することで(しなくても大丈夫なものもある)、こういった場面でも平気になっています。
 
 
10年以上社会不安障害と付き合っている筆者ですが、常々感じていることは、社会不安障害という病気は一般的に理解されにくいということです。
 
 
一般的な病気、例えば風邪になったとしましょう。その時に「風邪になっちゃったんだ」と言えば、周りの人は「それは大変だね。大丈夫?」といった具合にすぐ理解され、身体の心配までされると思います。
 
 
一方、社会不安障害の場合、「社会不安障害になっちゃったんだ」と言えば、周りの人はまず「ん?なにそれ?」となるでしょう(笑)。そこで例えば人と食事をするのが苦手だと説明したとしましょう。その結果、人と食事をすることに生まれてこのかた苦手意識を持ったことがない人にとっては、「なんで苦手なの?意味分からん」となるわけです。世知辛いですね。
 
 
このように社会不安障害で悩んでる人、もっと言えば自分が社会不安障害だと自覚していない人も含めると、全国にたくさんの人がいると思っています。筆者はそういった人達を自分の経験や学んだことをもとに、少しでも役に立ちたいという一心で活動をしています。
 
 
この記事を読んで初めて「私って社会不安障害かも!」と思った人、または「最近私も社会不安障害だと言われました!」っていう人は連絡いただけると嬉しいです。
 
 
連絡先:kenshiro.sadman@gmail.com
 
 
誰にもなかなか言えずに1人で悶々とするよりは、誰か理解してくれる人がいた方が気持ちは楽になると思います。私もこういったことを言い合える仲間が増えることは大変うれしいです。
 
 
もちろん「お前なんかよりも社会不安障害に関しては先輩だわ!」という方も連絡頂けると嬉しいです。仲良くなりましょう(笑)
 
 
よろしくお願いします!